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IAAE2020に出展します         掲載日2020年1月27日

営業イメージ

IAAE2020に出展します

3月11日(水)〜13日(金)に東京ビックサイト西3・4ホールにて開催されるIAAE2020(国際オートアフターマーケットショー)に出展することになりました。2016年以来、5年ぶりの出展となります。出展スペースは、BSサミット協同組合様の出展スペース内となります。詳細が決まり次第、改めてご案内させていただきたいと思います。

出展品目は「パネルテンショナー(パネルストロングII)」と「ジオクリーナ」
2016年の出展の際は、当時ご依頼の多かったアルミパネル補修を中心にご案内させていただきました。それ以来、BSサミット様を初め、多くの鈑金塗装工場様にてアルミ補修の技術講習やアルミ車両の修理サポート、TUV様の認定取得を目指したアルミ作業ベイの設計や設備導入のサポートをさせていただきました。

アルミに関する世の中のニーズは未だ継続してご依頼のある状態ですが、それよりも昨今、多くのご相談をいただいている1.作業効率アップと時間短縮、そして2.環境対応やコンプライアンスについての展示に変更させていただくこととしました。


コンサルティングイメージ

1.作業効率アップと時間短縮

工場の生産性を向上させる方法は、それぞれの工場によって異なります。
ここ数年の間で最も多くご相談をいただいてきたものが外板パネルの補修作業に関するものとなります。その中でも、塗装に関わるもののご依頼が非常に多いのですが、今回は、塗装の前工程であるパテに関する展示にさせていただくことにしました。

パテ作業であれば、主に二液混合型のパテを使用されている工場が多いのですが、様々な問題が起きやすく、また、作業時間も長くなる傾向があります。

ここで二液混合型パテのデメリットをまとめると、まずは作業者により混合比率が変わってしまうことによる不具合が起きやすいということ(硬化時間や品質にバラツキが出る)、一度混合させてしまうと使い切らないといけないということ(ムダが多い)、化学反応時に熱が発生したり (熱膨張)、含有する有機溶剤の量が多いことで硬化収縮が発生しやすいということ(歪み)、 硬化収縮前提で塗布されるため、技術レベルにより⻑時間にわたる研磨作業を必要とされること (作業の難度化、⻑時間化)などがあります。

当然、これらのデメリットを帳消しにできるメリットがあるので二液混合型パテを使用される方が多いのですが、当社でご提案している「パネルテンショナー(パネルストロングII)」であれば、これらのデメリットを全て、どのような技術レベルであるかに関わらず改善できるようになります。

今回、IAAEの会場では弊社会⻑が常駐し、今までの技術講習でお見せしてきた技法をご覧いただけるようにしておりますのでぜひご来場ください。また、今回新しいUV照射機も2機種ご用意できる予定でおりますので、合わせてこちらもご確認ください。

2.環境対応やコンプライアンス

ここ2、3年の間に、環境(作業環境と近隣環境があります)に関するご相談が非常に多くなってきました。こちらは、今まで多くの工場で見て見ないフリをされてきた問題ではあります。最近は、TUV様などの監査で改善を指摘されることが、ご相談が増えている原因だと思います。 そのほかにも、環境や公害に関する役所からの勧告・指導も増加している傾向ですので、コンプライアンス対応を求められている多くの工場にとって、緊急の問題かと思います。

コンプライアンスに関する相談窓口については、以前のIAAEでも当社にてお手伝いさせていただいたこともあり今も個別対応しております。そのため、コンプライアンス対応に限定した出展は見送り、「環境問題」、特に作業環境改善と、近隣への公害軽減に関する出展品目に変更することにいたしました。

なお、多くの工場で起きている「環境問題」は、有機溶剤を使用していることに起因するものがほとんどとなります。管轄する官庁ごとに分けると以下のようになります。

消防: 危険物の保管と使用が有機溶剤=危険物であるために、その対応が必要になります。
労基: 人体に有害な物質である有機溶剤を仕事上で取り扱うために、その対策や健康管理のために対策が必要になります。 環境を管轄する市役所、区役所: 近隣住民との間で起きる悪臭に関する問題の原因のほぼ全てが 有機溶剤に関するものとなり、最も解決が困難な問題です。(生活環境保護条例や悪臭防止法というものがあります。なお、大気汚染防止法に関しては、我々の業界ではほぼ対象外です。)

「環境問題」を簡単に解決する方法は、全ての有機溶剤を工場から撤去し使用しないことです。 しかし、それでは生産性を大幅に下げるため、一部の工場では有機溶剤の含有量が最も多いベースコートだけを水性化することで対応に着手されています。(今までも、水性塗料を導入することで、消防や労基のハードルが下がることがありました。)ただし、かなり費用がかかります。

今回の出展では、有機溶剤を水だけで分解することができる「ジオクリーナ」という排気装置を展示します。有機溶剤臭を全て消すことはできませんが、燃焼や活性炭以外の方法で、ある程度まで浄化、分解することができる唯一の装置となります。また、塗料を分解することでの二次的 なメリットとして排気フィルターが不要となり、メンテナンスにかかるコストを大幅に減らすこともできます。こちらを利用することで、近隣や作業現場への悪臭を減らすことが可能です。

今回の出展では、有機溶剤を水だけで分解することができる「ジオクリーナ」という排気装置を展示します。有機溶剤臭を全て消すことはできませんが、燃焼や活性炭以外の方法で、ある程度まで浄化、分解することができる唯一の装置となります。また、塗料を分解することでの二次的なメリットとして排気フィルターが不要となり、メンテナンスにかかるコストを大幅に減らすこともできます。こちらを利用することで、近会場では危険物の持ち込みが制限されているためあまり大きな実演はできないのですが、缶スプレーで塗料を吹き付け、塗料ミストをその場で分解・消臭することを実際にご覧いただけるようにします。塗装作業で排出される有機溶剤を減らすことで、多くの「環境問題」を解決することができます。その一つの手段としての「ジオクリーナ」を会場でご確認ください。

※今回展示できなくて残念でしたが、上記の内容でご質問等ございましたらお気軽にご連絡ください。


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