レーザーを用いた非接触式面積計測技術を使ったシステムの受託開発

KX-1000

自社保有特許技術、IT技術などを組み合わせたオリジナルシステムの受託開発を行っています。

 当社では、 レーザーを使った非接触式面積計測技術(特許第5258008号)、Web開発技術、Android開発技術などを組み合わせたシステムの受託開発をワンストップで行っています。

経験豊富な開発者がヒアリングから開発まで一貫して参加することで、御社の課題に対して最適な手法を実現します。


レーザーを用いた非接触式面積計測技術について


レーザーを用いた非接触式面積計測技術は、当社が独自開発した特許技術です。自動車補修産業に向けて、自動車のキズヘコミの損傷面積確認および補修見積作成を行うための 産業用ARシステムを組んだ事例をご紹介します。

@対象に向かってレーザーを照射し、タブレットで写真を撮影します。ある程度の直射日光下でレーザーグリッドが肉眼で確認しづらい場合でも、画像処理プログラムによりレーザー位置を検出・取得します。屋外であっても大丈夫です。



A撮影・画像処理されたレーザーグリッドはタブレットの画面でボタンになっています。画面を確認しながらボタンをタップする事で、グリッドが形成している面積を数え上げていきます。



B面積が確定した後は、様々な情報入力や帳票出力を行う事ができます。またタブレット本体やサーバへのデータ保存なども可能です。



この例では自動車ユーザーが素手でふれてほしくない自動車パネルの面積の非接触式計測を実現しています。

これは自動車補修業界への適用例ですが、当社では業界、産業、製品の目的や用途に応じて、 レーザーを使った非接触式面積計測技術(特許第5258008号)、Web開発技術、Android開発技術などを組み合わせたシステムの受託開発をいたします。

単一の業界、産業だけでなく、分野横断的な開発も手掛けてまいりますので、そういったシステム開発にご興味をお持ちの方は是非一度ご相談ください。


開発事例


■KX-1000

上記でご紹介した自動車補修業界向けシステムです。自動車のキズヘコミの損傷面積確認および補修見積作成を行うための 産業用ARシステムです。 サーバとの通信やデータベース処理を含む中規模のシステムで、Android端末上での帳票出力(PDF形式)や帳票送信(メール添付)、車検証QRコード読み取りも行えます。

詳しくは こちら

システム構成:
・レーザーグリッド照射機(自社開発)
・Androidタブレット端末
・KX-1000専用見積アプリ

開発環境:
・Android(Java、XML)
・C(画像処理部分)
・SQLite
・PHP
・MySQL
・HTML
・JavaScript

■EC-CUBE(オープンソースEコマースシステム)カスタマイズ

自動車補修業界向けの工具機器、副資材のネットショップの構築例があります。EC-CUBEをベースにフルカスタマイズを行っています。

顧客カテゴリ別の商品表示機能、配送料金ランク設定機能、USBドングルを用いた一部ユーザーのみのアクセス制限機能などのオリジナル機能を追加しています。

制作サイトは こちら

開発環境:
・PHP
・MySQL
・Flash(トップページ動画)
・HTML
・JavaScript

これ以外にも各種Webサイト、Webシステムなどの構築も行っています。


レーザーを用いた非接触式面積計測技術の適用例



以下のような事例に使用していただける可能性があります。

・橋梁、トンネル、造船ドックなど、メンテナンス作業にリスクが伴う高所建造物の状態計測、定期メンテナンス
・鉄道の線路など、幅や面積が一定の物体の幅・面積計測、定期メンテナンス
・田畑の虫食いなど、なんらかの異常があった土地の面積計測


産業用ARについて



当社は 「産業用ARシステムの開発」に取り組んでいます。産業用ARシステムとは、様々な産業の「現場」にある課題に対して、既存のITシステムやデジタルシステムの形式にとらわれず、以下のような技術を柔軟に組み合わせて解決、改善、改良を目指すシステムです。

・Android端末などのスマートモバイルデバイス
・サーバ、データベースなどのWebシステム
・各種センサ(カメラモジュール、ジャイロセンサ、距離センサなど)
・画像処理、画像認識、シミュレーションなどの高度処理技術
・無線通信、有線通信
・ウェアラブルな道具(メガネ、衣服、イヤホンなど)
・人間の動作や生理現象を活かしたフィジカルコンピューティング
・ユーザーインターフェースのデザイン
・機器およびシステム全体のデザイン

ARとは拡張現実(Augmented Reality)です。 例えば、センサで取得した情報をスマートデバイスを通じてシステム使用者に伝える事などは「その現場の現実を拡張している」と考えられます。

当社では自分たちの取り組みを「産業用ARシステムの開発」と捉え、 様々な「産業現場の現実」をニーズに応じて拡張した上でユーザに提供することで、その現場の課題を解決することを目指しています。

この取り組みで私たちが目指すのは「様々な産業現場が実際に必要としているデジタルシステムの提供」と、その活動を通した社会への貢献です。


その他の取り組み



・3次元ひずみ解析

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